散歩日和

日々のことをつらつら書き連ねる備忘録。

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動物園。

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先月くらいに吉本由美さんの

『キミに会いたい-動物園と水族館をめぐる旅』を読んだ。

いつだったかのJAFメイトに載っていて

(動物園特集だった)

気になってたら図書館にあって。

知り合いの子に会うような感覚で会いにいく、というような

ことが書かれていて(もう手元にないのであやふや・・)

わかるわかる!と思った一冊。

私も動物園に行くときは、まずあの子に会いに行ってーとか

思うので。

 

なので。

今日、なにげなく見ていたネットのニュースに

ドキドキした。悪いドキドキ。

ユキヒョウが扉に頭を挟まれて死ぬ、というもの。

 

まさか円山のリーべか、もしくはリアンちゃんか、

(リーベとアクバルのこども)

それともアクバルかシジムか・・

そしたら、多摩動物公園のマユというユキヒョウだった。

なんでも、こども三頭を先に寝室に入れようとして

(先にこどもたちに食事を摂らせようとしていたもよう)

油圧式の扉を下ろそうとした時に

なぜかこどものいる寝室めがけて突進してきたという。

 

それがいつもの作業なのかわからないけど

こどもたちと離される、と思ってしまったんだろうか。

仙台の動物園にユキヒョウはいなく、

私の中でのユキヒョウは円山のユキヒョウたちだけなんだけど

リーベが優しくリアンちゃんを舐めたり、遊びに付き合ってやってる所を

いつも見ているブログで見る限り、どうもそんな気がしてしまう。

真実はわからないけれど。

 

私は動物園の飼育員という仕事もしたことないし

大変なことなんだろうなあと思うので

管理が悪かったのではとかは言えないし言うつもりもない。

ただただ、亡くなったマユと遺されたこどもたちがかわいそうでしかたない。

 

こういうことが起きると、動物園で檻に閉じ込められてる動物を見るなんて

人間のエゴだ、という人が出てくる。

たしかに今まで外を走り回っていた、たとえばライオンとか、を

捕獲して連れてきて・・となると

そうねえ、勝手かもねえとも思う。

けれど私が見に行く動物園や水族館の動物たちは

割合、エンジョイしてるように見える。

(これもまたかなり勝手な話ですが)

とべ動物園ホッキョクグマ、ピースを育て上げた

高市さんが

「動物園には一頭たりとも自分からやって来た動物はいません。

 みんな人間の都合でここにいる。

 だから飼育係には、人間の代表として最高のお世話をする

 義務があると思うんです。」と言っていたように(前述のJAFメイトで)

飼育員さんがお世話しているからなのだと思う。

だから私はまた、いろいろなところにいるキミに会いに行くのだ。

これからも。

 

話がそれた。

とにもかくにも、こういう悲しい事故は起きないよう願う。