散歩日和

日々のことをつらつら書き連ねる備忘録。

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

君に伝えた情熱は呆れるほど情けないもので



フジファブリックのTEENAGER FANCLUB TOURの追加公演についての
日記やトピックスをミクシィで読んでいたら、泣けてきた。
そういうの読んでてほんとに泣けてきたのは初めてかもしれない。
あー志村くん、夢を叶えたんだなーってしみじみ嬉しかった。
本州に遠征したいなあと思うことは、あまり無いのだけど
この追加公演だけは行ってみたかった。
場所が山梨の富士吉田市だし、バイトも始めたしで
まず無理だなあと諦めてしまったのだけど。

前にJAPANのインタビューで、志村くんが自分の地元の山梨県
ライブをやったことがないというのを読み
何故だろうと思っていた。
そのインタビューでは、自分はバンドのメンバーにもプライベートについて
話したりはしなかったともあり、どういう人なのかなあと思っていた。
故郷に錦を飾るにはまだ早いと言うことも書いていて
そういうもん・・なのかなーと思ったりもした。
それから少しして、アルバム「TEENAGER」がリリースされツアーも決まった。
そして追加公演で山梨に行くと言うことも決まり
何だかほっとしたのでした。あ、よかったね。故郷に錦を飾れると思ったんだねと。

その話をフジファブリック仲間の友人にしたら
ものすごく真面目なんだね、張りつめてたんだね、と。
だからなおさら、嬉しかった。少し自分に自信がついたんだなって。

フジファブリックの曲を好きになったのは3年ほど前。
不思議な感じだなあと思ったけどどんどん好きになっていって
今では一番大好きなバンド。(髭ちゃんも甲乙つけがたいな)
ライブでの志村くんはいつも飄々としていて、なんかよくわからない存在。
だけど山梨公演では、アンコールの前に18才で上京してからのことを
話したらしい。

そのMCです。(ミクシィから引用です。)

-----------
15歳の時に音楽に出会って、「普通の大人」にはなりたくなくてミュージシャンを志し18歳で東京に出た。
周りの人は、どんどん自分がなりたくない「普通の大人」になっていった。なのに、
なぜか「普通の大人」になってしまった人たちの方が幸せそうに見えてきて不安だった。
嬉しいことや楽しいこともあったけど、それはその時一瞬だけで。

だけど、今日ここでライブをやれたことで、苦しい思いをした昔の自分が報われると思います。

-------------
故郷に錦、飾れてよかったね。
家族や身内、それとファンの前で演奏できてよかったね。
しかもチケットもSOLD OUTにできたそうで。ほんとによかったね。
夢が叶った瞬間に立ち会えなくて残念だったなあ・・。

でもこれからも、どんどんライブに行こう!と思いました。

このMCの後の「茜色の夕日」は途中で泣いてしまったらしい。
会場にいたら、ボロボロ泣いちゃっただろうなあ、私。

ちなみに。
茜色の夕日の中の

東京の空の星は見えないと聞かされていたけど
見えないこともないんだな そんなことを思っていたんだ


という歌詞が大好きです。
まだまだ若かった志村くんの姿をなんとなく想像できて。
これは東京に出てきて初めて作った曲らしいし。

あー。
次のライブが楽しみだ。
これからのフジファブリックも。