年末から楽しみにしていた、星野道夫展 星のような物語 を見に行く。
ホッキョクグマの写真がいいから、という理由で行ったのだけれど
写真の側にある、星野さんの言葉も心にしみるものばかりで
じっくり見てきました。
自然破壊や、自然について、自分でも思うところはあるけれど、
ついつい自分で出来ること（ごみの分別を徹底化するとか）を
怠ってしまう今日この頃。これじゃいけないなぁと反省してしまいました。
一応分別はしているけれど、、全然甘いと思うし、そもそもゴミを
たくさん出してしまうから。
この間、「白熊ピース」を観た後にも教育テレビをつけっぱなしにしていたのだけど
「燃えるごみは燃えにくい」という話をしていて（環境問題の番組だったらしい。）
私は全然自然に優しい生活をしていないなあ・・と思っていた所だったので
何だか・・色々考えてしまいました。
色々考えた写真展ではあったけれど、写真はものすごく素晴らしくて
うっとりしてしまいました。
私の大好きなホッキョクグマ、アザラシ、カリブー、ムースなどの動物や
木々の写真、風景写真、あとはアラスカの人々の写真、そしてたまーに
星野さんご本人の写真など。
ホッキョクグマはもうもう、愛らしいの一言。
どうしてこんなに優しい顔をして自分の子供を見つめているんだろうって
写真ばかり。
ホッキョクグマが大好きなんですけど、その理由のひとつとしては
陸上最大の肉食獣で、性質はかなり獰猛だと言うのに
子供を見つめる目がとても優しいというところ。
本能からそうやってるだけ、と思いつつも何かとても優しい気分にさせられるのです。
そんな所が満載の写真達で、大満足。
他の動物ももちろん愛らしかったり、勇ましかったりとか色々でしたが
ホッキョクグマの写真が一番好きでした。
アラスカの人々の写真もよかったです。みんなニコーッと笑ってて。
子供の頃に読んだ、「カロリーヌの冒険」に出てくるアラスカの人々そのもので
何だか懐かしくなってしまいました。
星野さんがアラスカにいる理由は人も好きだからと言うことも書いてあって
（ちょっと違うかも・・）
人が大好きだからこんなにいい笑顔も撮れるんだなーと思いました。
最後に星野さんの写真。
これは多分奥さまが写されているのでしょうけれど、いい笑顔なんですよね。
何か・・いいなあ・・・としみじみ。
私が撮る夫の写真もそんな感じで、（技術面とかそういうのは雲泥の差ですが）
夫婦ならではの写真なのかな、と思いました。
新年から素晴らしい物を見られて、幸せな１日でした。
幸せだったからバーゲンなんて覗かないんだもーんなんて思っていたけれど
一枚買っちゃいましたけどね。あはははは（苦笑）
まあ安かったし・・いいか。
