実家に住んでいた頃は、祖母がマメに仏事に取り組んでいたため
なんとなく身近だったお盆。
結婚してからは夫の仕事の都合で夫実家に帰れなかったり、
うちでも何かすることもなく、縁遠い行事となりました。
でも今年ははちが新盆だったので、何かしなくちゃな、新盆と言えば
きゅうりとなすの精霊馬を作らねばななんて思ってて。
でも処分方法がめんどうだな....と思い、はち(遺影)に
「飛んで帰っておいでよ」とか言ったりして、、駄目な飼い主です、、笑
そんな時、職場から頂いてきた廃棄きゅうりを食べようと袋を開けると
乗り心地のよさそうなきゅうり!これは作らないとだめだなーと言うことで
作りました。お迎え精霊馬。(上の写真)
ちょっと足を端っこにつけすぎて、腰悪くなりそうな体勢ですけど、、
廃棄のきゅうりでごめんよはち。有機じゃなかったとは思うけど
農薬化学肥料少ないか不使用だから。(どうでもいいけど笑)
さて続いてはなすでお帰りの精霊馬をつくらねば。
みなさん早めに作ってらっしゃいますけど(ツイッターとか見るに)
もちょっとゆっくりしていきなさいよーということで8/15の朝に作成。
これまたむっちりして、乗り心地よさそうななす。
(撮影したのはその日の夜)
さてじゃあ、次の日には処分しないとなということで仕事帰りに半紙を買おうと
エキニアの有隣堂へ。こちらは文具とあとは医学書とかかな?扱ってるんですが
鳩居堂のきれいな絵葉書などあって、私のお気に入りのお店。
ロフトとかハンズは遠いし並ぶし、、
内容数が少ないやつでいいや、と買って来たら案外高かった。400円くらい。
半紙ってそんなにしましたっけ。まあもう何年も買っていないからなあ。
精霊馬の処分方法はネットで検索したらいくつか出てきて、
①お盆飾りとともに、お寺にお焚き上げしてもらう
②土に埋める
③半紙など白い紙に包み、一般ゴミとして処分
だそう。
近所に大きなお寺があり、私の実家の方の宗派ではあるけれども
檀家さんじゃないし、頼みづらいなあということで①はなし。
土に埋めるのもなー、、どこに、、ということで最終的には③を選んだのでした。
ちなみに紙に包む前に塩で清めるらしい。
味塩じゃない塩をぱぱっとふりかける、、とか書いてたような。
さてじゃあ出しますか、と16日の金曜日に燃えるゴミとして出そうとしたら
基本的にお盆は8/13~8/16らしいので、まだ家におります。
地域によって違うらしいのですが、我が家はまあお盆ビギナーなので
一般的な日にしてみました。
8/15はお見送りの日と思っていたので、帰宅が遅い夫を待っててねと
遺影に話しかけてたんですが、帰宅した夫が
「はちはここにいるじゃら帰らないんじゃないの?」と言ってて
あ、その考え方いいですねーって。
精霊馬の立場は、、なんですけど笑
と、はちのおかげで仏事にも参加できて、なんかありがとねーなお盆でした。
ちなみに、精霊馬は飾り方もあるらしく。
お迎えの時は仏壇にむけて、お見送りの時は仏壇の外に向けて、らしいです。
それを知ったのはなすで作ったときだったので、きゅうりが横を向いてたんですが
なす馬を作った際、きゅうりは頭を家の方に、なすは頭を外の方に向けてみました。
いろいろあるのですな。
ちなみに今見たサイトでは精霊馬は、北海道から中部日本までの多くの地域では
きゅうりとなすも16日に「送り出す」ために作るらしいです。
私は羽海野チカさんの『3月のライオン』で知ったので、関東式で
13日に(フライイングしちゃって12日に作りましたけど、、)きゅうり、
15日になすを作りましたけど。
ほんと、いろいろなのですねえ。